2025/05/03 10:09

こんにちは!

似顔絵専門店プレゼント・アートの店長の佐伯です。

 
最近、SNSを見ていると、AIでのアニメ、漫画風の似顔絵生成が流行っていますよね。
私たちのように、イラストを制作する立場から見ても、子供のころ好きだったアニメや漫画風のイラストが簡単につくれることに感動します。
そもそも、ほとんどのイラストレーターや似顔絵師は、好きなアニメや漫画を見て、まねして描いていたことで絵を描くことが好きになって人が多いと思います。
それこそ、よくSNSでも見かける、ドラゴンボール風や、ジブリ風は、その象徴です。
私たちが子供のころに、AIがあったら、はたして自分で描こうと思ったのでしょうか?
もしかしたら、絵を仕事にしている人が減っていたかもしれませんね。


さて、そんな中、AIで簡単に好きな画風の似顔絵をつくれるのなら、わざわざ似顔絵をイラストレーターや似顔絵師に依頼する必要があるのでしょうか?
そんな疑問、せっかくなので、AIに直接聞いてみました。

今回は、似顔絵プレゼント・アートの店長としてなので、質問内容は、
「似顔絵師に似顔絵をわざわざ依頼する必要ある?目的は両親へのプレゼントです。」
としてみました。

すると以外な回答が…。
結論から記載すると、

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結論
両親へのプレゼントとしては、似顔絵師に依頼する方が感動的で特別感があります。 AIで作るのも手軽でいいですが、プレゼントとしての価値や感動を大切にしたい場合、やはり個性を込めたオーダーメイド作品の方がより心に響くと思います。

もし、具体的な似顔絵師の選び方や依頼方法について相談があれば、さらにアドバイスできますので、お気軽にどうぞ!
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とのことでした。
なるほど。
私たちにとっては、ちょっとうれしい回答ですね。

実際に、AI生成と、作家に依頼する場合の違いを聞いてみると、表にして回答してくれました。

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項目 AIによる似顔絵 作家に注文する似顔絵
価格 無料〜数千円(低コスト) 数千円〜数万円(作風・人気で変動)
納期 即時(数秒〜数分) 数日〜数週間(依頼内容による)
クオリティ 画風が固定/細部に粗さあり オーダーメイドで高精度・個性あり
オリジナリティ 同じような絵が量産されがち 世界に一つだけの表現が可能
カスタマイズ性 指示に限界(プロンプト次第) 細かいリクエストや修正に対応可
著作権・使用権 使用制限あり(商用利用NGも) 契約次第で著作権譲渡・商用可も
感情表現 無し(機械的) 感情やストーリーを込めた細かな表現が可能
表現力 表情・ポーズに限界あり 感情や雰囲気を細やかに表現可能


【AIと作家、それぞれに向いている用途】
✅ AIが向いているケース
・SNSアイコンやブログ用の軽い利用
・納期を急いでいるとき
・コストを抑えたいとき
・試作やイメージ出しをしたいとき

✅ 作家に依頼が向いているケース
・商用利用(YouTubeチャンネル・グッズ展開など)
・自分だけのオリジナルアートがほしいとき
・感情やストーリーを込めたいとき
・プレゼントや記念品として価値を持たせたいとき


🔐【リスク面での違い】
リスクの種類 AI 作家
著作権問題  AIモデル側の不透明性あり  明確な契約で回避可能
なりすまし・盗用  生成画像が誰でも再現可能  独自性が高く盗用リスク低
プライバシー   顔写真の扱いに注意  作家との直接取引で透明性高い
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作家より意見のような気もしますが、質問の仕方ですかね?
ただ、「なるほど」と思わされる点もありますね。

個人的に1番大きな違いは、「似せる」の精度だと思っています。
まだまだ、AI生成の似顔絵で、顔が「似てる!」と感じる画像が上がってきた経験のある方は少ないのではないでしょうか?
これは、写真をそのまま写して絵を描いた場合にも同じことが言えるのですが、意外にも「似せて描く」というのと、「写真のまま描く」というのは別物だったりします。
実際に鉛筆で、写真のうえにトレース紙を置いて、写して描いてみてください。
「う~ん…」と感じる方が多いのではないでしょうか?
ここは、まだまだ似顔絵師やイラストレーターが、AIに負けていない部分かと思います。

逆にAIは、「〇〇風」というものの再現力には優れています。
インターネット上にある、アニメ、漫画の画像を参考に学習し、絵を再現しているため、〇〇風の再現力としては、AIが勝っているかもしれません。


結局、結論としてはAIと同じになりそうですね。
似ている似顔絵をプレゼントするなら作家に依頼、似ていなくても好きなアニメ風にしたらどんな感じになるか個人で楽しみたい方はAI、といった感じの結論になりそうです。

とは言っても、AIはまだまだ進化し続けるでしょうし、これからの動向が楽しみです。

何より、AIの〇〇風似顔絵を体験する人が増えて、「似顔絵」自体に興味を持ってっくれる方が増えることは、私たちにとっても、とてもうれしいことです!
これからも、AIに負けないよう精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。