2025/12/22 22:44


似顔絵をオーダーしようとサイトを見ていると、「なんとなくこっちの絵が好きだな」「この絵は雰囲気が違うな」と感じることはありませんか?

似顔絵の印象は、作家の画風だけでなく、使っている「画材」によっても大きく変わります。自分の好みがどのタイプなのかを知っておくと、オーダー時の失敗がなくなります。

今回は、主要な5つの画材の特徴と、作品サンプルを見た時に「何で描かれているか」を見分けるポイントを解説します。




1. 似顔絵を見分ける!5つの画材の特徴


① コピック(アルコールマーカー)
見分け方: 色がパキッと鮮やかで、アニメのセル画のようなハッキリした塗り方が特徴です。
印象: 元気、ポップ、明るい。
こんな時に: お子様のお祝いや、みんなでワイワイ楽しむプレゼントに。

② 水彩絵の具
見分け方: 色の縁にじみ(水たまりのような跡)があったり、色が透き通って重なっていたりします。
印象: 透明感、優しい、上品。
こんな時に: 結婚式のウェルカムボードや、落ち着いた記念日に。

③ パステル
見分け方: 輪郭がふんわりとぼやけていて、光が当たっているような柔らかな質感があります。
印象: 暖かい、ふんわり、幻想的。
こんな時に: 赤ちゃんやペット、優しい雰囲気で残したい思い出に。

④ 色鉛筆
見分け方: 細かい線(斜線など)の重なりが見え、紙のざらつきを活かした密度の高い描写が特徴です。
印象: 温かみ、繊細、丁寧。
こんな時に: じっくりと細部まで眺めたい、手書きの温もりを重視する方に。

⑤ デジタル
見分け方: 筆跡やムラが一切なく、非常にクリーンな印象です。背景の合成や文字が非常に整っています。
印象: 現代的、スタイリッシュ、多目的。
こんな時に: SNSアイコンや名刺、データとして活用したい場合に。




2. 表現を深める「画材の組み合わせ」


作家によっては、一つの画材にこだわらず、複数の画材を組み合わせて描く場合もあります。

たとえば「人物の輪郭はコピックでハッキリ描き、背景は水彩で淡く仕上げる」といった手法です。作品を見ていて「鮮やかだけど、どこか優しいな」と感じるものは、こうした画材の合わせ技かもしれません。

作家は、お客様に一番喜んでもらえる表現を目指して、日々道具を使い分けています。




3,弊店作家の似顔絵画材を紹介


似顔絵の「画材の見分け方」を知ると、自分が本当に求めているスタイルが見えてきます。
弊店作家の絵を参考に、どんな画材を使っているか、簡単に紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。


イラストタッチ         ポップアニメタッチ         キラふわタッチ
●コピック          ●水彩・パステル          ●デジタル

キャラクタータッチ       優しい透明水彩タッチ      ソフトタッチ
●水彩・コピック        ●水彩・コピック        ●水彩・パステル・コピック

ハッピーナチュラルタッチ    キュートレアタッチ       キャラデジタッチ
●水彩・コピック       ●コピック           ●デジタル

やわらかリアルタッチ      カラフルポップタッチ      キラデジタッチ
●デジタル          ●コピック・水彩        ●デジタル

カートゥーンタッチ       シンプルレアタッチ       ふんわりタッチ
●水彩・コピック       ●水彩・コピック         ●水彩・パステル

素朴なデザインタッチ      ヒーリングタッチ        イラデジタッチ
●水彩・コピック        ●コピック・水彩        ●デジタル



とはいえ、最終的に大切なのは「この絵が好き!」という直感です。画材の特徴をヒントにしながら、ぜひ当店のギャラリーから、あなただけの「運命の1枚」を見つけてみてください。