2025/12/25 16:44


結婚式の会場入口でゲストを一番に迎える「ウェルカムボード」。 「どんなデザインにしよう?」と悩まれているプレ花嫁・新郎様に向けて、意外と知らないウェルカムボードのルーツや、根強い人気を誇る「似顔絵」の魅力について専門店の視点で解説します。



ウェルカムボードの起源:なぜ飾るようになったの?


ウェルカムボードのルーツは、**欧米の「サインボード(看板)」にあります。 もともとは「会場はここですよ」とゲストを案内するための実用的なものでしたが、日本には1990年代のハウスウェディングブームとともに、「おもてなしの象徴」として定着しました。現在は、単なる案内板を超え、「新郎新婦の自己紹介」としての役割を担っています。




ウェルカムボードに使われる定番素材


スタイルに合わせて選べるよう、主な種類をまとめました。

フラワー・植物: 華やかでナチュラル。ドライフラワー併用も人気。

フォト(写真): 前撮りの1枚を使用。スタイリッシュな印象。

ミラー・アクリル: 透明感があり、洗練されたモダンな雰囲気に。

似顔絵: 温かみがあり、ゲストの足を止める親しみやすさが魅力。




似顔絵ウェルカムボードの起源と進化


似顔絵がウェルカムボードとして普及した背景には、日本の結婚式スタイルの変化があります。

看板からアートへ: 昭和の「筆文字の家名看板」から、平成に入り「新郎新婦の個性が伝わるもの」へと変化。その中で、ゲストを笑顔にする「似顔絵」が注目されました。

写真にはない価値: 「写真だと照れくさい」という日本人の奥ゆかしさに、絵の温かみがマッチ。衣装や背景を自由に描ける自由度の高さから、2000年代以降、定番人気として定着しました。

現代の形: 最近ではSNSのアイコンにしたり、インテリアとして馴染むような、デジタルとアナログを融合させたおしゃれな作風へと進化し続けています。





似顔絵ウェルカムボードが選ばれる3つの理由


コンプレックスを魅力に変える: 写真が苦手な方でも、プロのタッチで「一番素敵な自分たち」を描き出せます。

理想のシチュエーションを再現: 当日は着ない衣装や、今は亡きペットとの共演など、絵だからこそ叶う演出があります。

ゲストへの最高のおもてなし: 「似てるね!」と会話が弾むきっかけになり、受付での待ち時間を楽しいひとときへ変えてくれます。



ウェルカムボードは、二人の門出をゲストに伝える大切なアイテムです。 特に似顔絵は、写真や文字だけでは伝えきれない「お二人の人柄」を映し出してくれます。世界に一つだけのボードで、大切なゲストを温かくお迎えしませんか?