2026/09/22 19:46


似顔絵を注文するとき、「みんな同じように見える」「どの作家を選べばいいのか迷う」と感じることはありませんか? 「このサンプルが今回のプレゼントにピッタリだから」と選ぶのも一つの方法ですが、実はそれだけだと、作家選びに失敗してしまうことがあります。 似顔絵師には、それぞれ得意な表現や絵の「癖」があります。 だからこそ、作家選びでは「今回の用途に合うサンプルがあるか」だけではなく、「この作家の絵柄の癖が好きか」を見ることが大切です。

P1)1つのサンプルだけで選ばない

例えば、「還暦祝いだから、この赤いちゃんちゃんこを着たサンプルが素敵!」という理由だけで作家を選ぶのは、少し注意が必要です。 プロであれば誰でも、衣装や構図などはご希望に合わせて制作できます。 つまり、「今回の用途にピッタリのサンプルがある」ことと、「その作家の絵柄が自分の好みに合っている」ことは別の話です。 できれば、同じ作家のサンプルをいくつか見てみましょう。 人物の人数や構図、背景などが違っていても、 「この作家なら、どの作品になっても素敵だと思える」 そう感じられる作家を選ぶと、完成した作品とのイメージのズレが少なくなります。

P2)絵柄選びは6名以下のサンプルに注目

大人数の似顔絵を注文するときは、10名、15名、20名以上のサンプルがどうしても目に入りやすくなります。 「今回は大人数だから、このサンプルが近い」と思ってしまうからです。 でも、作家の絵柄そのものを確認したいなら、できるだけ少人数のサンプルを見るのがおすすめです。 特に6名以下くらいの作品だと、一人ひとりの顔や全体の描き方を確認しやすくなります。 構図や人数は、ご注文の際に希望を伝えることで対応できることが多いですが、作家独自の絵柄や描き方は、他の作家がそのまま再現できるものではありません。 「人数」ではなく、「この絵柄が好き」という視点でサンプルを見てみましょう。

P3)作家の「得意」を見極める

似顔絵作家は、基本的に人の顔を描くプロです。 一方で、顔以外の部分については、得意・不得意が作家によって意外と違います。 例えば、 全身を描いてほしい 車やバイクを入れたい 建物やお店を描いてほしい ペットも一緒に描いてほしい 特定の小物やアイテムを入れたい といった希望がある場合は、そこもしっかり確認してみましょう。 「顔は好きだけど、全身の描き方はちょっとイメージと違う」 「車の描き方は、自分が想像していた感じと違う」 ということもあります。 顔だけでなく、自分が作品に入れたいものが、理想に近い形で描かれているか。 ここも作家選びの重要なポイントです。

P4)文字にも注目してみる

似顔絵では、名前やメッセージなどの文字を入れることも多いですよね。 作家によっては、自分の絵に合うような独自の字体で文字を描いています。 ただし、似顔絵作家は「文字を書くプロ」ではありません。 そのため、作家によって文字の雰囲気もかなり違います。 もし作品に入れる文字にもこだわりたいのであれば、サンプルに入っている文字の形や雰囲気もチェックしてみてください。 「この絵に、この文字の雰囲気が合っている」 と思えるかどうかも、完成した作品の満足度につながります。

P5)「似ているかどうか」の判断は難しい

似顔絵を選ぶとき、最も気になるのはやはり 「ちゃんと本人に似ているの?」 というところだと思います。 ただ、ここは作家選びの段階では、正直かなり判断が難しい部分です。 似顔絵作家はみんなプロですし、作家によって「似せる技術」には大きな差はありません。 ただ、作家によって描きやすい顔立ち、描きにくい顔立ちがあることは事実です。 技術の差というよりも、どの作家でも「似せやすい顔・似せにくい顔」があるというの違いのほうが大きいです。 だからこそ、「似ているかどうか」だけで作家を判断するよりも、顔以外の部分に注目してみるのもおすすめです。

まとめ)この作家の絵の「癖が好き」で選ぶ

似顔絵師は、顔を描くプロです。 今まで何百、何千人の絵を描いてきた作家がほとんどです。 一方で、全身の描き方、車や建物などのアイテム、背景、文字など、顔以外の表現には作家ごとの個性や得意分野があります。 だからこそ、作家を選ぶときは、「今回のプレゼントにピッタリなサンプルがある」というだけで決めないことが大切です。 いくつかのサンプルを見比べて、 「この作家の絵の癖が好き」 「この作家なら、どんな構図になっても好きな絵になりそう」 と思えるタッチを探してみてください。 「好きな色」や「今回の用途に合っている」といった、誰でも合わせやすい部分だけではなく、作家そのものの絵柄や癖に惹かれるかどうか。 要望を伝える際に、その作家の「癖」をなくすような依頼になってしまうのであれば、その似顔絵師に依頼する意味がほとんどなくなってしまいます。 ぜひ作家選びの際には、作家の絵柄の「癖」を見るようにしてみてください。

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